2019/03/20 22:46

ラブラドール・レトリーバー (13歳)

黒ラブのラックちゃんは13歳。ほぼ寝たきりの状態のため、ニャンワンクラブに担架で運ばれてきました。2017年5月のことです。

身体が大きいので体重があり、自力では立てません。スタッフが介助して立たせても足を踏み出すことができず、座り込んで排泄する状態でした。 排便は外でなければしないため、飼い主さんは介助のために腰を痛めてしまいました。 獣医さんには「もう目も見えていない、耳も聞こえない、いつ死んでもおかしくない」と言われたそうです。黒ラブなのに身体には真っ白なフケが出ており、抜け毛も異常にありました。

ご両親4人の介護にも追われ、精神的・肉体的に追い詰められ疲れ果てていた飼い主さんは、藁にもすがる思いでラックちゃんをニャンワンクラブに託したのです。

〈ニャンワンクラブでは…〉
・若干量を減らしたフードに「犬潤」を通常の2gより多めの5g振りかけ、お水を加えて食べさせる。
・1日4~5回、介助しながら外へ連れ出し、立たせて排泄・排便させる。
・おやつは与えない。
を2週間続けました。

するとなんと1週間目には自力で足を踏み出して数歩歩き、2週間目の夜にはムクっと自力で立ち、歩き始めたのです。 現在ラックちゃんは楽しんで踊るようにお散歩しています。顔つきは自信に満ち、シャンプータイムも自力で立ったままいられるようになりました。身体にはフケも抜け毛もなく、黒光りして艶やかな毛並みです。 お預かりして6ヶ月経ち、ますます元気なラックちゃん。飼い主様も喜びとともに、とても驚いておられます。